「何度も自殺未遂した」 ご当地アイドル解散の裏にスタッフ男性のセクハラ疑惑

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   特産品・納豆にちなんだ歌を歌う茨城県水戸市のご当地アイドル「水戸ご当地アイドル(仮)」が1月14日(2018年)、解散することを発表した。2012年に結成されたこのアイドルは、ご当地アイドル日本一になったこともある実力派だ。

   突然の解散の原因はスタッフによるセクハラ疑惑だ。昨年(2017年)11月に脱退した元メンバーが飲酒の強要やセクハラがあったことをツイッターでつぶやいたことから騒動に発展した。

ひどい話はまだまだある? 地下アイドルの闇は深い

   ビビットは元メンバーの少女(18)を直撃。この少女は2016年11月にイベントで水戸市内のホテルに宿泊した際に、運営責任者にバーに連れていかれ、飲酒を強要されたという。「親に内緒で飲んじゃおうよ」と言われ、断ると「泊まらせてあげているのに飲まないの?」「今日ここ(バー)に来たことを言っていいの?」など脅され、結局お酒を飲んでしまったと振り返った。

   また、この運営責任者は、少女がライブ後に体調を崩して倒れた際、介抱するふりをして胸や太ももを触り、メンバーの前で「〇〇の胸、柔らかかったんだよ」などと発言したという。

   少女「毎日泣いていて、死んだ方が楽なんじゃないかと思ってしまった。自殺未遂も何回かしました」

   これには地元の女性たちも「最低」「絶対いけないこと。許せない」「立場を利用している」と怒り心頭だ。

   アイドル評論家の吉田豪さんは「いわゆる地下アイドルというジャンルができたころからひどい話は存在していました。ツイッターなどのおかげで表に出やすくなっただけ」とこれが氷山の一角であることを指摘。ハリウッド女優たちを筆頭に、過去にセクハラを受けた女性たちがツイッターを通して訴える「Me Too」運動が世界的に広がりを見せていることも、この騒動が注目された背景にあると分析する。

   ちなみに、この運営責任者は飲酒の強要や胸を触ったこと、発言の一部は否定しているという。

ピノコ

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