甘すぎる「体罰教師」処分!膝蹴り全治3か月、唾吐きかけ90回でも減給10%

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   青森県教育委員会は10日(2018年1月)、生徒に膝蹴りをした青森市内の中学校の女性教師(49)と唾かけをしていた三戸郡の中学校の男性教師(46)を懲戒処分にしたと発表した。女性教師は去年3月(2017年)、職員室を訪ねた女子生徒に「声が小さい。しっかりしなさい」と激怒して尻に蹴った。腰を痛めた女生徒は病院で「腰椎棘突起骨端線損傷」と診断された。尻を蹴られたことで腰が反り、腰椎の骨の突起同士がぶつかり合ったことでひびが入ってしまったという。全治まで3ヵ月くらいかかる。

   この女性教師は大柄で怒ると怖かったという。1か月の減給処分(10分の1)とされたが、いまも同じ中学校に勤務している。

   男性教師は顧問をしている部活で、練習時のミスや試合結果あげつらって、2年半前から生徒に90回も唾を吐きかけ、平手打ちなどの体罰も100回以上行っていた。脛を蹴ったり頬をつねったりもしていた。唾かけは仰向けでストレッチをしている生徒に、上から行っていた、3か月の減給処分(10分の1)となった。

生徒は「一生、心にキズ」

   教育評論家の尾木直樹氏は「教育界はレベルが低いですよ。愛のムチという考え方を一掃すべきです」と怒る。「処分が甘すぎる」とも指摘する。加藤シゲアキ(「NEWS」)は「体罰がいけないことはもっと浸透していると思っていたのに、体罰事件がしょっちゅうある。生徒が受ける心の傷は一生ものなので、もっと厳しく処分しなければ」

   テリー伊藤(タレント)「自分も演出家として殴ったことがあるが、それは自分の弱さのせいなんです。人に暴力振るうのは弱さから。この2人の教師は自分の弱さをちゃんと話すべきです」

   1年近く前の体罰をいまごろ発表する教育委員会もどうかしている。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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