「週刊文春」編集部ついに社長直轄―文春砲もヘナチョコ玉に?
週刊文春といえば、「創」2月号によれば、新谷学編集長率いる編集部が松井社長直轄になったという。AERAが発行当時、社長直轄になっていたことはあるが、他誌では寡聞にしてこういうことは聞いたことがない。私は週刊現代育ちだが、昔は週刊現代編集部は「治外法権」部署といわれていた。何人も、社長でさえもアンタッチャブルで、実際、中にいるわれわれもそう思い、肩で風を切って闊歩していた。そういう体制がすべてがいいとはいわないが、週刊誌にはそういうところが必要だと思う。
社内の声を忖度し、上役の顔色をうかがいながらでは、タブーに挑む記事はやりにくいのではないか。週刊現代も上の人間が現場に口を出し、特集の採否にも「御意向」を反映させていると聞いている。いらぬ心配かもしれないが、いい意味で一般週刊誌の編集部は社内政治から独立し、外(読者)に向かって耳を目を開いていなければいけないと思う。
週刊新潮には、先週号で愛人から赤裸々な告白をされた桂文枝師匠がわけのわからない弁明をしている。一つだけ挙げておく。彼女に誘われて2階の彼女の部屋にいき、身体を揉んでもらったことはあるといいながら、「セクシーな雰囲気になったかって? まあ、それっぽいこともあったかもしれません。彼女がネグリジェを買ったから(着てもらったり)とか。でも、肉体関係はなかったんですよ。彼女の部屋で横にはなったけどそれ以上のことはなかったということです。少なくとも僕の中ではなかったと思っている」
何もなかったら、彼女に「文枝師匠が自分で撮った局部が大写し」になっているメールを送るか。でも74歳で、元気ですな。死ぬまでSEXを実践しなはれ。