1月10日は新春お馴染の兵庫県・西宮神社の開門神事「福男選び」だ。「とくダネ!」は毎年のように若手のアナウンサーを参加させる。今年(2018年)は25歳の内野泰輔アナが挑戦した。しかし、福男どころか、テレビ画面に写りもしなかった。
司会の小倉智昭「いつもは木下康太郎アナウンサーが出るのですが、きょうは、なぜかスタジオにいます。やめたの?」
木下「毎年、期待されているのですが、結果が残せなくて、内野アナウンサーに託しました。僕の分まで走ってもらおうと思って」
西宮神社本殿まで230メートル「あっという間でした」
内野は前夜から神社に待機し、まずは位置を決めるくじ引きをする。福男レースは赤門から本殿まで約230メートル走るが、スタートの赤門のすぐ後ろのAブロックにいないと上位に入るのは難しい。そのAブロックには108人の枠があるが、内野は「外れたあ」と相当後ろになってしまった。
これでははじめから無理だ。終わって「あっという間でした。運も実力に必要ですね。でも達成感はあります」
小倉「それにしても、走る場面がどこにもなかったじゃないか」
一番福は高校3年生の陸上部選手
今年の一番福になったのは高校3年生の佐藤玄主(くろす)さん(18)。途中から周囲をごぼう抜きにして、ガッツポーズで本殿に飛び込んだ。高校の陸上部員で得意種目は200メートル。ベスト記録は21秒66というから速いわけだ。今年の目標は「とにかく勉強で頑張ります」
海老原優香アナ「小倉さんも陸上部だったのでしょ。来年どうですか、福男」
小倉「あまりにも無謀!」
一ツ石
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト