「カヌー競技」8年前から続いてた不審事件―オールの損傷や盗難

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   カヌー競技の鈴木康大選手(32)が同僚の小松正治選手(25)の飲料に混入させた禁止薬物は、ネットを通じてハンガリーから入手した筋肉増強剤だった。スポーツジャーナリストの生島淳氏は「ドーピング問題がほとんどないことが東京五輪開催の理由の一つ。驚くような汚点になる」と心配する。

選手同士の出入り自由

   実は、カヌー競技ではこれまでにも不審なトラブルが続いていた。オールの盗難や損傷が8年前からあったが、「カヌーは選手同士のつながりが強いので、人が出入りしても不信感は持たれない」(大正大学の濱田貴史主将)という。カヌー競技では、オールに小さな傷があるだけでタイムが左右されるのだそうだ。

   スポーツ庁の鈴木大地長官は「スポーツ本来の目的が希薄になっているのではないか」と指摘している。

   司会の国分太一「(鈴木選手が)合宿で問い詰められたのは、カヌー界に前からなにかと噂があったからではないんですかね。さわやかなスポーツの感じだったんですがねえ」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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