東京・築地市場で最後となる初競りがきょう5日(2018年1月)午前5時半から行われ、405キロの巨体マグロが3645万円で競り落とされた。「安い、例年に比べて安いよ」と司会の小倉智昭が言うとおり、7000万円だった去年のほぼ半値だ。今年は入荷量が3倍あったからだそうだ。
巨体マグロの前で阿部悦子リポーターが「私の顔が小さく見えるぐらい大きいです。厚みも60センチあって、ナイスバディです」と声を張り上げていた。
握り寿司1万3000貫分
このマグロを買いつけた山口幸隆社長は「質もいいし、目方もある。大トロ20キロぐらいが取れる」と話した。握り寿司にすると、ざっと1万3000貫分はあるという。
このマグロは東銀座とハワイ、ニューヨークに店を持つすし店が買い取り、日本と海外で提供される。
ニュースデスクの笠井信輔「例年、チェーン店が買いつけますが、今年は高級すし店に回ります。ランチでも5000円から1万2000円だそうで、一番マグロを食べたい人は勇気がいります」
小倉「ハワイで食べると高いよ。銀座より高いと思いますよ」
藤本隆宏(俳優、元競泳選手)「世界のすし人気で値段が上がっていくと、食べられなくなりますね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト