キタサンブラックが有終の美 有馬記念でまたひとつ伝説が

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   今年最後を飾るG1レース「有馬記念」で24日(2017年12月)、このレースで引退するキタサンブラックがG1で7勝目をあげて、有終の美を飾った。馬主である歌手の北島三郎さん(81)は、「一生のうちにこんなに感動する日を、ありがとう」と涙。最後に「まつり」を熱唱した。

   2番という絶好の枠順を引き当てた武豊騎手は、その利を生かして先頭に出ると、一度もトップを譲ることなく、逃げ切った。G17勝は、歴代最多タイ記録。獲得賞金は、18億7694万3000円で歴代1位。

   羽鳥慎一「凄かったですね。素人が見ても、あ、強いんだなとわかった。注目されている中で勝つのがすごい!」

   石原良純「キタサンブラックが最初に1勝上げた時は、やったねと思っていましたが、歴代の名馬にあげられる馬になりましたね」

「やっぱりお金はあるところに集まるんだ」

   賞金総額の文字が画面から動かない。

   羽鳥「歴代1位。レースも最初から最後まで1位」

   住田裕子弁護士は「先行した上に、ぶっちぎりで勝ちました。本当に強いですね。天皇賞も雨の中を、本当に力がある馬だなぁと思った」と力が入った。競馬に詳しいらしい。

   さらに「賞金もすごいですが、その後も種付け料とか、牧場に売った時には10何億というお金が入る可能性がある。次に子供が生まれたら楽しみですね~」と嬉しそうにつけ加えた。

   羽鳥「牧場に、13億5000万円で売られ、それが北島さんに入る......」

   住田「それ以外に種付け料が入るから......」

   羽鳥「それが400万円から500万円」

   住田「実績によって種付け料も上がりますから、子供が勝っていくと......」

   石原「馬主は金じゃない。ロマンだというのは?」

   住田「ロマンでやっていて、こういうこと(あたり馬)は本当に数少ない」

   羽鳥「ほぼ、ロマンです。プラスになっている人はごくわずか」

   石原「北島さんだって、何頭も持った中の1頭」

   羽鳥がアンチョコを見て、「ディープインパクトという馬は、やめても今、年間60億円を稼いでいる」

   玉川徹「年間ですか」

   羽鳥「種付け料が1回3000万円」

   玉川「牧場に入るんでしょう」

   羽鳥「牧場に入るんだけど、牧場の株を持っていれば、種付け料もその割合で入ってくる」

   玉川は「やっぱり、お金はあるところに集まるんだ」と庶民を代弁。

   羽鳥「おっしゃる通りです(笑)。これからキタサンブラックの子供だ、というので、『おっ』という時代になります。お金の話で、すいませんでした」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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