大阪市中央区のゲームセンターでクレーンゲーム機を絶対に景品をとれないように設定して料金をだましとったとして、社長(33)や従業員合わせて6人が詐欺容疑で警察に逮捕された。1機で33万円をだまされたケースもあり、被害総額は600万円に上ると見られる。
司会の小倉智昭「ひどい話でね、これ」
おまけにiPadまで入れて誘い、ゲームを続けさせる
ゲーム機は景品をつるしてあるヒモを、ハサミを操作して切り落とすスタイルで、この店では必ず位置がずれるようにされていた。従業員は「社長の指示でやった」と供述し、社長は容疑を否認している。
ゲーム代は1回500円から1万円だが「ニンテンドースイッチやPS4などの高額品、レア商品につられて、客はお得な気にさせられていました」(山中章子アナ)という。
梅津弥英子アナ「ここまでやっちゃうものなのですかね」
クレームがつくと、従業員が実際にやって景品をとって見せたが、そういうときは取れる設定に変えていた。客が「もう帰りたい」と言うと、従業員が「今やめるともったいない。これもあげますよ」と、おまけにiPadまで入れて誘い、ゲームを続けさせていた。
キュースデスクの笠井信輔「トークが巧みだったのですね。ATMまでおカネをおろしに行った人もいたそうです」
梅津アナ「ゲームセンターのイメージが変わってしまいます」
天達武史(気象予報士)「ちゃんとやっているところもありますけどね」