「有馬記念」キタサンブラック有終の美に伏兵!スワーヴリチャードの末脚強し
【蛇足】今週は競馬界の紅白歌合戦といってもいいGⅠ「有馬記念」だ。北島三郎の持ち馬・キタサンブラックの引退レースでもある。この馬は運のいい馬である。今回も1枠2番を引き当てた。この馬をどう考えるかが最大のポイントだが、そのヒントが週刊新潮の北島三郎インタビューにある。
北島は自らの引き際の美学を語り、キタサンブラックもまだいけると思うが、本当にいい時に、あいつのためにいい道を決めてやるべきだと思った。今後は種牡馬として第2、第3のキタサンブラックを作り出したいといっている。
キタサンが有馬を勝てば獲得賞金第1位になる。その称号も欲しいが、やはり、無事に走ってくれて、その後の種牡馬人生を楽しみにしていると本音を吐露している。
キタサンの今回の調教時計の遅さが話題になっている。それと併せて「深読み」すると、今回のキタサンは目一杯作ってこないと思う。それに520キロ以上の大型馬は有馬で苦戦しているというデータもある。
今回は良馬場でやれそうだから、終い35秒台の足しか使えないキタサンを抜き去るのは、33秒台の末脚を持った馬ということになる。本命はレイデオロと同じ力を持つ3歳馬・スワーヴリチャードにした。
対抗はJCでキタサンを差し切ったシュヴァルグラン。単穴に唯一のディープインパクト産駒ミッキークイーン。△はキタサンブラック、クイーンズリング、サトノクラウン、大穴でサクラアンプルールとルージュバック。GOOD LUCK!