大手タクシー会社「東京エムケイ」の社長が酒に酔って、よりにもよってタクシー運転手に暴行したというニュースを番組冒頭で取り上げたからというわけでもないだろうが、「ビビット」はこんな珍保険を紹介した。
ジャパン少額短期保険の「忘年会トラブル保険」で、「忘年会で飲んで他人とトラブルになったり、帰り道でケンカしたりといったトラブルに、弁護士が電話で相談に乗ってくれて、場合によってはすぐに現場に駆け付けるサービスです」(杉本尚士社長)
弁護士の馬場龍行氏は「早い段階で弁護士が動けば損害・リスクを小さくできます。逮捕されると最短で3日、最長で23日拘束されてしまいます。こうした意味でも、早急に弁護士に連絡が取れる保険は有効でしょう」と解説する。
東京・新橋の居酒屋経営者も「この時期はお客様もヒートアップして口論になったり、仲間内で胸ぐらをつかみあうケンカに発展することもあります。ウチでは最近トイレの壁を壊されたのですが、見積もりを取ったら10万円。痛いです」と話す。
月額590円でぼったくり被害もカバー
保険掛け金は月額590円で、賠償責任は最大で1000万円。弁護士費用も最高で300万円まで補償される。ケンカ、口論、他人に(故意ではなく)ケガをさせる、お店でぼったくりにあう、セクハラにあったり、疑いをかけられたりなどの被害が対象となる。
司会の国分太一と「若い人は飲むからね」とコメンテーターの加藤シゲアキ(「NEWS」)に振ると、加藤は「若い人こそ入ったほうがいいですね」と納得の様子だった。ジャニーズ事務所って、そんなに飲むのかな。