「日馬富士・貴乃花騒動」来週ヤマ場!番付発表、力士会、理事選任・解任

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   おととい21日(2017年12月)の日本相撲協会理事会で配られたに「貴乃花報告書」の内容が明らかになってきた。報告書は理事会の後に貴乃花が自ら回収したが、おおよそ次のような内容だった。

   貴乃花親方が非難されているポイントの一つ、事件を協会に報告しなかったことについては、「警察に届けて、警察から協会に連絡してくださいと言った」「巡業部長としてやることはやった」としている。相撲ジャーナリストの大隅潔さんは「これは良くない。理事長なりに、警察に言いますよと言うべきです。警察からというのはおかしい」という。

   また、冬巡業を休場した貴ノ岩の診断書については、「ファクスで送った」としている。しかし、協会は受け取っていないという。これについても、大隈さんは「ファクスもいけない。届いたかどうかの確認もしていない。普通は親方、あるいは誰かが届けるもの」という。

相変わらずの秘密体質・・・まだまだ都合悪いことある?

   吉永みち子(作家)「貴乃花報告書をマル秘扱いにしたのがわからないですね。都合の悪いことがあるのかと思ってしまう。喋らない、出さない、同じ土俵ですよ。ま警察を通じても、ファクスも、協会での孤立を浮き彫りにしている」

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「透明性が大事。きのう(22日)の協会研修会も、途中から記者を追い出してる。ファンあっての相撲界なのにねえ」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「言えない何かがあるのかもしれない。理由がなければ、こういうことは起こらないでしょう。その理由がわからない」

弟子・貴景勝の三役入りに貴乃花親方同席するか

   26日には初場所の番付発表がある。ここで注目は、九州場所で11勝4敗だった貴乃花部屋の貴景勝(西前頭筆頭)の三役入り。そうなると、会見に親方が同席する。

   大隅さん「それまでに協会との接点を見つけるだろうと思いますがね」

   司会の羽鳥慎一「弟子の晴れの舞台を親方がどう考えるか」

   27日は力士会がある。日馬富士が会長だったから、後任を選ぶ。横綱で今回「無傷」なのは稀勢の里だが、彼も初場所は正念場だ。どうなるか。

   そして28日が理事会。ここで貴乃花への処分が出る予定だ。午後には協会の最高意思決定機関の評議員会も開かれる。評議員会は理事会の報告を受けて、理事の選任・解任を決める。どうなるか。相撲協会の師走は緊張の連続だ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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