北海道網走市で酔ってタクシー運転手の首を絞めるなど切れまくった78歳の男が、暴行の現行犯で警察に逮捕された。車載カメラが23分1秒の一部始終をとらえていた。
男は、15日(2017年12月)午後6時半ごろ、くわえたばこで禁煙のタクシーに乗り込んだ後、行く先をころころ変え、「なに、このヤロー」「殺すぞ、このヤロー」などと喚きながら身を乗り出し、運転手の首を両手で絞めた。手をふりほどかれると、怒鳴り声をあげ、ドアを蹴り始めた。運転手は交番に車をつけたが、警察官は不在。男はドアを開けて逃げ出し、運転手が追いかけて取り押さえた。
運転手は「首に指のあとがアザになるぐらい強く絞められ、呼吸できなかった」と言う。
男の妻「寂しかったのかも。私が悪い」
男の妻によると、日頃から酒癖が悪く、「一度に一升飲んじゃうのさ」「酔うと、わけがわからなくなる」という状態で、入院させたこともある。それからは妻が気をつけていたが、事件当日は外出していた。「帰ったらいなくて、ワンカップが置いてあった。寂しかったのでしょう。私が悪い」と、妻は話した。男は暴行を認め「よく覚えていない」と供述しているという。
司会の小倉智昭「忘年会シーズンですね。ただ、この容疑者は女性に人気があるんですって?」
岸本哲也リポーター「飲んでいないと、おとなしくて優しいところもあるそうです」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト