松本潤が香川照之の親父ギャグに心血を注いでいた!?

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   「王様のブランチ」(2017年12月9日午前9時30分~・TBSテレビ) 昨年4月クールで19・1%の高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をあげた連続ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」が帰ってくる。「99.9-刑事専門弁護士 - SEASONⅡ」(TBS)のタイトルで、続編が来年1月14日からスタートする。番宣で主演の嵐・松本潤と共演者の香川照之が揃ってVTR出演、撮影現場での微笑ましいエピソードを明らかにした。

   2人が扮する刑事専門弁護士たちが、逆転不可能と思われる刑事事件に挑むリーガル・エンターテインメントドラマ。今夏から既に撮影は始まっており、再共演ということもあって、2人の息はピッタリ。前作同様懇親を深めるための食事会や差し入れなどを頻繁に行っていたらしい。撮影現場での松本の様子を聞かれた香川は、「松本さんはスタッフを含めて根回しする人ですから」と根回しの達人であることを強調した。いったいどういうことかというと「差し入れしたり、食事会に行ったりすることで、いろいろなものを接着していくし、ひとりひとり呼び名を決めてバチバチ呼んでいる」んだそう。そのため、「こんなうるさい現場ないね」というくらい、キャスト、スタッフとのコミュニケーションがとれ、和気あいあいムードなのだそうだ。香川はまるで「地方で出来たてのガソリンスタンドみたい」と表現。これを聞いた松本は大爆笑。「これが『99・9』の底力なんです」と胸を張る香川。「そうしないと、親父ギャグを言ったときにスベっちゃって(笑ってもらえない)」と力説。すると松本も「そのために根回しして(るんです)」と根回しの重要性をアピールした。

   親父ギャグというのは、松本演じる弁護士の口癖。難問解決でひらめいた瞬間に飛び出したり、毎回必ず登場する松本の調理や食事シーンでつぶやかれる。前作では松本の「いただきます」に続けて、「いただきマングース」「いただきマンドリル」「いただきマングローブ」「いただきマンチェスターユナイテッド」「いただき退助」などの脱力感あふれるダジャレがオンエアされた。松本は「今回、普通に笑えちゃうかもしれない。わからないですね。スゲー笑えるか、スゲーすべるか、極端。それぐらい振り切ってやってる」と並々ならぬ決意のほどを語った。

   ここで、スタジオ出演者に質問が出題された。「松本が親父ギャグのクオリティを上げるためにやっていることは?」というものだった。正解は「ずっと携帯電話にとって親父ギャグを聞いて(いる)。親父ギャグの間や声の出し方などをレコーダーに吹き込みチェック」するというものだった。そこまでやるか!?の世界だ。だが、香川は驚くべきことに「マジに100回くらいやってるんだ」と補足説明。思わずスタジオ出演者も口あんぐりに。松本自身もいかに親父ギャグに心血を注いでいるかをこう表現した。いわく「親父ギャグを撮る日は、2時間前からそのカットのことしか考えていない」というもので、細心の注意を払って取り組んでいるようだ。視聴者を泣かすのは簡単、笑わせるのは一苦労と言うのはよく言われる話。だが、実際に聞いては試し、聞いては試しを繰り返しているとは驚いた。ここまでしなければ、こなれた感じが出ないのか。今作でも一幅の清涼剤になっているに違いない。

  

知央

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