「野村沙知代」最期は監督に甘えて・・・手を握ってよ

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   プロ野球・元ヤクルト監督の野村克也氏(82)の妻で、タレントでもあった野村沙知代さんが先週金曜日(2017年12月8日)に、虚血性心不全で亡くなった。救急車で運ばれ、そのままだったという。

   野村は「昼まで将棋を指していた。そのうち急にものを言わなくなり、問いかけても返事をしなくなったので、救急車を呼んだ。なんの兆候もなかったですね。先に逝くのは俺だと思っていたから、本当にびっくりしました」と憔悴した表情で話した。

   野村が昼過ぎに起床すると、隣に寝ていた沙知代さんが左手を出して、「手を握って」といった。野村は「珍しいことがある」と手を握った。それが最後の会話だったそうだ。

ミッチー・サッチー騒動などお騒がせ人生

   話題の多い人だった。1978年に互いにバツイチ同士で結婚。90年代に個性あふれる毒舌キャラで大人気になった。女剣劇の浅香光代とのケンカも有名だ。浅香が「(沙知代さんから)私とあなたとは人種が違うと言われたのよ。私はあれより下なのか。馬鹿言っちゃいけないよ」といったのを皮切りに、それまで沙知代さんにこき下ろされた人たちからの反撃が始まった。「飛んでる豚。いずれ落ちてくる」などなど。学歴詐称だ、やれなんだかんだと賑やかだった。

   おまけに2001年には脱税で逮捕されて、夫の野村が阪神の監督辞任にまで至って、さしものバッシングは終わった。

   司会の羽鳥慎一「監督は『いい奥さんでしたよ』と言っていましたね」

   住田裕子(弁護士)「奥様に先立たれると、喪失感が大きいですからね」

   石原良純(タレント)「当人としては、85歳で好きなことをして死ねるというのは、いい終わり方かな」

   羽鳥「ミッチー・サッチー騒動は2、3年続きましたかね。はっきり記憶がないんですが」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「騒動は覚えてるが、中身はほとんど覚えてないですね」

この時季はとくに気を付けたい虚血性心不全

   虚血性心不全は冠動脈の閉塞などで心臓への血流が突然阻害される病気で、暖かいところから急に寒いところに出たりすると冠動脈にストレスがかかり起こる。寝る前と起きた時の水一杯でリスクは減るという。

   羽鳥「コレステロール、脂っこいものが好き、タバコをよく吸う方は、生活習慣病からこういうケースになりやすいと見られています」

   玉川「どっちがいいのか。ある程度死期がわかって、準備の時間があったほうがいいのか」

   住田「手を握った、というのが羨ましい。いい思い出が残った」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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