なぎなた女子と剣道男子の異種対決が香川県立琴平高校で行われた。「さて、どちらが勝ったのでしょうか」と水ト麻美キャスターが伝えた。琴平高校のなぎなた部は今年ターハイで優勝し、剣道部も全国大会の常連と、どちらも実力はトップレベルだ。
今年で10回目というこの異種対決、岡本義浩教頭は「両方の部の成果を見てもらおうという趣旨で始まりました」と説明する。独自のルールとして「剣道にはない『すね』をポイントとして採用」「高校の剣道にはない『二刀流』を許す」「ジャンプからの攻撃を許す」とした。
「遠くから相手のすねを狙いました」
6人ずつの団体戦で1試合3分、先に2本取った方が勝ち。過去の対戦成績は5勝4敗でなぎなた部の勝ち越しだった。今年は6勝1敗4引き分けと互角の勝負だったが、奪った「1本」が多かったなぎなた部の勝利となった。
なぎなた部の主将は「自分たちのなぎなたの間合いで、遠い所から狙うよう練習してきたので、そこを生かしました」と勝因を語った。剣道部の主将は「不利な部分であるすねを狙ってきたので、そこで少し苦戦しました」と話す。やっぱり、長い方が有利ということなのかな。
文
モンブラン