美術品の世界で最高額の508億円で落札されたレオナルド・ダビンチのキリストの肖像「サルバトール・ムンディ」の落札者がわかった。落札者の名前は伏せられることが多いが、サウジアラビアのバデル王子だった。しかし、バデル王子は代理入札で、本当の買い主はムハンマド皇太子ではないかという。サウジの次期国王最有力候補者だ。
司会の羽鳥慎一「出ましたよ。今のサウジアラビアの揉め事の中心人物といわれる人。ムハンマド皇太子がお金を出した」
宇賀なつみキャスターは「話題の人ですが、ただ、この絵の置き場所がまた話題です」という。サウジアラビアではなく、フランスのルーブル美術館が隣のアラブ首長国連邦に造った別館「ルーブル・アブダビ」で、ビカソやゴッホなど約900点を所蔵しているが、ダビンチが入れば最大の目玉になる。
アラブ首長国連邦の「ルーブル美術館」別館
にしても、なぜお隣の国に? ムハンマド皇太子はアラブ首長国連邦の皇太子と親密な仲で、ダビンチをプレゼントしたのではないかといわれているのだという。
羽鳥「500億円です」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「隣の国だったら、しょっちゅう見に行けないよね。500億円、毎朝見たいよ」
羽鳥「お隣が美術館造った。目玉が欲しいだろうな。よし、買うたろと」
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「ダビンチとかラファエロとかルネッサンス期の絵画って、置いてあるだけで美術館の格になるんですね。だから、このダビンチで新しい美術館はものすごく格が高くなっちゃう」
羽鳥「自分の美術館の格をあげるんならわかるけど、どうぞ、でしょ」
吉永みち子(エッセイスト)「500億円が、5万円か50万円くらいの感覚なのかな」
長嶋「贈与税はどうなるんだろ」
羽鳥「あるんですかね」
吉永「貸してるのかもしれない」
羽鳥「報道では、贈ったとのではないかと」
長嶋「わけががわからない」
そう、ビンボー人には理解不能。地下からお金が湧いてくる国だからね。