NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」はあさって10日(2017年12月)の49話、17日の50話を残すだけとなり、戦国時代最大のミステリー「本能寺の変」が描かれる。ただ、その解釈がなかなかユニークで、歴史マニアの間でも話題になりそうだ。
49話では、織田信長は徳川家康とその家臣を接待を口実に京都に呼び寄せ殺害しようとするが、50話はその命を受けた明智光秀が逆に家康と内通し、井伊直虎、今川氏真を巻き込んで信長暗殺を果たすという展開になる。「本能寺の変」は家康が騙されたふりをして信長を京都におびき出し、そこを光秀が襲撃したという歴史解釈だ。
信長はなぜ家康を殺そうとしたのか、信長が陰謀に気付かなかったのかなど疑問も多いが、お話としては話題性がある。残り2話もなんとか視聴率2ケタを確保して、「悪夢の1ケタ転落」は見ずに終われそうだ。(テレビウォッチ編集部)