横綱日馬富士引退!日刊スポーツがスクープ...午後にも記者会見

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   横綱日馬富士が同じモンゴル出身の貴ノ岩に暴行した事件で、責任を取って日馬富士が引退の意向を固めたと、今朝29日(2017年11月)の日刊スポーツが報じた。この日は午前9時から日本相撲協会の番組編成会議が開かれており、この問題がどう扱われるかが注目される。日馬富士は午後にも記者会見するとみられる。

   同紙の柳田通斉氏(相撲記者、現静岡支局長)は、数日前からこの情報はあり、昨夜最終的にウラ(確認)が取れたという。すでに師匠の伊勢ヶ濱親方との話し合いを終え、後援者への報告も始めたという。

   司会の国分太一「なぜこのタイミング?」

   柳田氏「日馬富士自身は、横綱審議委員会の前から決めていたようだ。責任を感じているし、気力がなくなったということ。相撲って、気力がなくなったら取れない」。

   確かに、この騒動の中、日馬富士は憔悴した様子。同紙によれば、「土俵に戻りたいという気力も減退した」という。

   堀尾正明アナ「横審も『引退勧告』という空気だった。その前に自ら引退を選んだということ」

   柳田氏「日馬富士は、心臓病の子供を援助したり、NPO活動に関わったり、稽古熱心だし、人間的にはすごい人だなと思っているが、やってはいけないことをやってしまった。完全に、一発レッドカードですね」

   福岡では昨日(28日)午後、八角理事長が力士を集めて、「暴力の再発防止」を訴えた。ただ、事件への具体的な言及はなく、日馬富士、貴ノ岩も出席していなかった。一方、鳥取県警は事件の現場に居合わせた横綱白鵬から事情聴取し、白鵬は「すべてお話ししました」と言っていた。

   この事件の発端となった集まりは、実は貴ノ岩の出身校である鳥取城北高校の激励会だった。 同校はモンゴルからの相撲留学を受け入れており、卒業生である貴ノ岩、照ノ富士、石浦を励ます集まりだった。ところが、途中からまず鶴竜が、ついで日馬富士、白鵬と3横綱が顔を揃えた。3時間ほど楽しく飲んだと出席者はいう。

街で女性に声をかけていた2横綱

   問題の暴行はこの後の二次会で起こったのだが、日馬富士、白鵬らはその後も街中で女性に声をかけるなどしていた。日馬富士は、通りすがりの女性の自転車に乗って、ひっくり返ったりもしたあげく、女性の手を引いて飲食店に行った。これが午前2時半すぎ。翌日は巡業があるというのに、力士というのはすごいもんだ。

   しかしスポーツ評論家の玉木正之氏は、「女性に声をかけただけで横綱の品格は最低ですよ。横審で別件で取り上げてもいいくらいの問題」と手厳しい。

   それはともかく重要なのは、一次会の激励会だ。国分は「3横綱がなぜ来たのか」という。

   柳田氏は「貴ノ岩は、横綱が来るのを知らなかった? もし知っていたら会にはいかなかったかも」という。あれだけ殴られているのだ。何もないわけがない。一部で言われている錦糸町で貴ノ岩が「俺たちの時代」といったという話。それだけか? 

   国分「異国で頑張るモンゴル勢は一枚岩かと思ったが、そうではなかった」

   中田敦彦(タレント)「出身地は絆でもあるけど、しがらみでもありますからね」

   国分「日馬富士が引退しても、貴乃花親方は被害届を取り下げる?」

   柳田氏「しない。何があったかを警察の手で明らかにするつもりだと思う」

   堀尾「貴ノ岩は、日馬富士を引退に追い込んだ人ということになる」

   モンゴルのしがらみか。その前に、なぜ殴ったのかを洗い出さないといけない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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