日馬富士に引退勧告か? 横綱審議委員会の委員から厳しく処分との意見

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   横綱日馬富士にどんな処分が下されるのか。ワイドショーを連日騒がせる暴力事件は、九州場所も終わり、その段階に入ってきた。

   きのう27日(2017年11月)には相撲協会の横綱審議委員会が開かれ、八角理事長から日馬富士に事情聴取した内容の報告を受けた。結論は出なかったが、委員会終了後、北村正任委員長は「非常に厳しい処分が必要」との見解を示した。

   横綱審議委員会は、学会や政界、マスコミなどからの9人で構成され、横綱昇進を推薦するほか、問題ある横綱には注意や引退勧告をする。その結論を協会は「尊重」して除名処分などを行うことになる。

   委員の一人、山内昌之・東大名誉教授は「この社会で暴力をふるったものは皆平等に罰せられる。許されることはあり得ない」と話す。

   相撲取材40年以上という山崎正氏は「引退勧告ということだと思う。協会の処分は生ぬるいものではなく、解雇に近い除名ではないか」と推察する。

「日馬富士は酔っていなかった」との新証言

   協会の危機管理委員会には「事件の現場で日馬富士は酔っていなかった」との新証言も寄せられたという。「周りもしばらく止めなかったが、やりすぎだろうというので止めた」そうだ。

司会の加藤浩次「白鵬も鶴竜も見ていたのなら、処分されないのか」

   相撲の世界で暴力は日常的だったのではないかとの疑念がわく。これでは税制上特に優遇される公益法人の資格があるのかと問われても仕方がない。

下川美奈(日本テレビ解説委員)「酔ってないで意図的に殴ったとなれば、問題は根深い。これまでも事件のたびに改革といってきたが、相撲協会はどこか排他的で、旧態依然とした中でやっている」

   貴乃花親方が協会より先に警察に被害届を出したのも、事件をうやむやにされたくなかったためだという見方がある。

加藤「協会に話すとうやむやにされるのだったら、それは報告しない。警察の判断待ちということなんだろう」

   日馬富士に対する処分だけで終えられる問題では、どうやらなさそうだ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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