横綱日馬富士の暴行事件で「貴乃花親方の肉声を入手しました。貴乃花がついに語りました」と司会の羽鳥慎一が伝えた。あくまで戦う決意を語り、「正当な裁きを」と強調していた。
連日の騒ぎにも無言を貫いてきた貴乃花親方も、場所打ち上げ後きのう26日(2017年11月)午後6時すぎからの後援会パーティーでは問題に触れずにはすまされなかった。 パーティーは参加者約100人。後援者の前では貴乃花はさずがに満面の笑みで、サインにも応じていた。
後援会で語ったこととは
宇賀なつみアナが報告した発言は「警察の捜査が進んでいるので、マスコミには一切お答えしていない」「叩かれようが、蔑まれようが、どんなときであれ、土俵にはい上がれる力士を育ててまいります」「師匠として身を引くことなく、まっすぐに精進いたします」など。さらに、貴乃花は「だれが被害者で、だれが加害者なのか、正当な裁きをしてもらうのが巡業部長の責任」とも語ったそうだ。
住田裕子(弁護士)「背景に闇があるとしたら、警察にゆだねるのはやむを得ない」
羽鳥「場所が終わったから、聴取できていなかった人にも聴取できる。今週もいろんなことが起きる」
スタジオでは相変わらずああでもない、こうでもないの話や批判やコメントが飛び交った。相撲協会がなぜ他のスポーツ団体よりも税制上優遇される公益法人なのかの議論やモンゴル人力士を連れてきてまで興行を打つことの存在意義を問う声も、あるいは出るかもしれない。連日の騒ぎでいい加減ウンザリの人もいるだろうが、もはやワイドショーの定番になった感さえある。