昨今の週刊誌のテーマは不倫か長生きである。健康雑誌顔負けの長寿のための方法を手を変え品を変えて紹介している。その中で週刊新潮の「100歳以上が日本一多い島根県の秘密」を紹介しよう。敬老の日を前に、厚生労働省が発表した「百寿者」は6万7824人。東京都が5835人で一番多いが、これは人口が多いからで、島根県は673人(男性80人、女性593人)だが、百寿者率で換算すると、全国平均が53・43人のところ、島根は97・54人で堂々のトップだそうだ。ちなみに、島根の人口に占める高齢化率は33・1%で全国で第3位。
なぜそんなに長生きできるのか。理由は「島根県の場合は、不便だからこそ健康的に過ごせる」(島根大学医学部矢野彰三准教授)、「若い人が少なく、高齢者は自分で草むしりや雪かきをしなければならない。生きていくため主体的に動き続けられる環境が整っている」(加藤病院の加藤節司理事長)
聞いてみれば納得だが、こういう環境で生きていくのは、都会育ちの軟弱な私にはできない。男性も女性も、70、80になっても筋肉隆々の人がいるというから、RIZAPなどへ行かずとも、タダでできるのだ。
その上、山の幸海の幸に恵まれ、宍道湖の「宍道湖七珍」というスズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ(ワカサギ)、シラウオ、コイ、シジミも豊富。なかでもシジミは、どこの雑誌でも納豆と並んで体にいい食べ物のベスト1を競っているが、松江市のシジミの消費量は約2200グラムと全国平均の約7倍で第1位。低脂肪高たんぱくのイノシシやシカ肉も家庭で食されるという。
長寿の村で盛んなのはエゴマ栽培。エゴマはシソ科で「畑の青魚」と称えられるほどオメガ脂肪酸が豊富だそうで、東北ではこれを食べると10年長生するといわれ「じゅうねん」と呼ばれるという。
エゴマは私も好きだ。いつものパターンだが、今夜はエゴマの和え物とシジミ汁、イノシシの肉でも買ってきて(どこに売ってるのか?)、一杯やりますか。
雲隠れ「貴ノ岩」目撃!頭に包帯なく力士宿舎に一人ぼっち
日馬富士暴行騒動は、被害者である貴ノ岩の逆襲が始まったようだが、第三者を介しているので、「真実」かモンゴルへ向けたいいわけなのか判断できない。
そんな中、フライデーが、日馬富士に殴られた貴ノ岩が、思わずアイスペールの中のアイスピックを持ったと報じている。もしこれが事実なら、この日の暴行現場の様相は変わってくるかもしれない。ともあれ、沈黙を続ける貴乃花と貴ノ岩は、被害者なのだから堂々と出てきて会見を開けばいい。また、記者クラブはそのことを強く要請すべきである。そんなことができなくてジャーナリストとはいえまい。これまでのような馴れ合い体質を改めるいい機会ではないか。しっかりしろといいたい。
FLASHが貴ノ岩が隠れている姿を激写している。14日(2017年11月)、貴乃花の若い衆が大きなお盆に朝食を載せて、幕内力士の宿舎に向かった。そこに貴ノ岩がいるとピンと来たカメラマンが張り込み、部屋を覆っていたブルーシートが風になびき、その向こうにいた貴ノ岩の姿をバシャ!
頭に包帯を巻くでもなく、柔和な表情をした貴ノ岩の顔がよくわかる。こんな座敷牢のようなところへ入れられて、さぞかし忸怩たるものがあるだろうに。
警視庁捜査1課長といえば花形である。その名を上野洋明。約400人の部下がいて、座間市の男女9人殺害事件も手がけているそうだ。そんな上野一課長自らがとんでもない事件の主人公になってしまっていると週刊新潮が報じている。
新聞各紙が「9人全員の身元特定」と写真&実名を報じたのは11月10日の朝刊だった。<「かねて上野さんは、白石隆浩容疑者の供述内容などがバンバン報じられることに捜査妨害だと苛立っていました。そこへ9日、共同通信の男性記者から"うちは把握済みの被害者の身元を今日の夜に配信します"と告げられ、掟破りのフライングじゃないかと激昂。"調子に乗るな。その顔を整形してこい"と暴言を吐いたんです」(警視庁クラブの関係者)>
それだけでは終わらなかった。<「上野さんはそうして不機嫌なまま、日付が変わった10日午前零時、クラブ詰めの記者へのレクチャーを開きました。その席でさらなる事件は起きたんです。
ドヤドヤ集まる記者たちに"チンタラしてんじゃねえよ"とキレ、同席した広報課員A氏に"さっさと仕切れよ"とまたキレた。
記者から"9人の職業は?"と質問されるとA氏に"これ、答えないといけないことか"と尋ね、"あ、はい"と曖昧に返事したA氏にむかって"はい、じゃねえよ"と怒声を浴びせ、なんと胸を突き飛ばした」(同)>
警視総監が共同通信に謝罪し、A氏の上司が、部下がパワハラにあったと抗議する騒ぎになったそうだ。週刊新潮が家に帰ってきた上野一課長の顔を載せ、「あぶない刑事」と見出しをつけた。本当におっかなそうだ。