イギリスのエリザベス女王とフィリップ殿下はきのう20日（2017年11月）に結婚70年を迎え、国民から祝福を受けた。結婚25年、女王の90歳の誕生日、即位60年では盛大な祝賀イベントが行われたが、今回は家族だけでささやかに祝ったという。
長身、容姿端麗の海軍士官候補生に王女は一目ぼれ
出会いは78年前、エリザベスの一目惚れだった。13歳の王女が訪れた海軍仕官学校で案内役を務めたのが、18歳のフィリップだった。長身、容姿端麗のフィリップにエリザベスはイチコロ。初恋だったという。その後、文通などを経て1947年に、王女21歳、フィリップ26歳で結婚した。
ところが4年後、国王ジョージ6世が逝去し、25歳のエリザベスが「エリザベス2世」として王位を継ぐ。妻が女王になったことで、フィリップ殿下は海軍を去らねばならなくなった。「残念だったが、女王と結婚した身としては、女王に仕えることが第一」と語っている。
それまでは亭主関白だったというが、エディンバラ公として妻の後ろを歩く身になって、子育てまでして、「元祖イクメン」という人もある。
銀貨なら2万円、記念切手は2030円
結婚70年の記念硬貨も発行された。表には2人の肖像、裏には「夫婦愛が2人に幸せをもたらしてきた」と記されている。10ポンド金貨は194万4000円（税込）で、175枚限定で、日本には8枚しか回ってこない。その1枚がスタジオに登場した。5ポンド銀貨はぐっと安くて2万520円。記念切手2030円も出るという。
司会の国分太一「結婚70周年。僕は40歳の頃結婚したから、110歳になる」
堀尾正明キャスター「60年の時、イギリス王室で初めて60周年を迎えたカップルだと言ってましたから、記録を更新しているんですね」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト