群馬県大泉町できのう20日朝(2017年11月)、イノシシが小学3年生の女児を襲う映像が流れた。かなり大きなイノシシで、住宅街をあちこち動き回り、青色の服を着た子どもを見つけると走り出し、たちまち追いついて飛び掛かった。映像はここまでだったが、襲われた子どもは腕や尻をかまれたが、軽傷だった。
イノシシは30分後に警察や猟友会によって捕獲され殺処分された。イノシシの生態に詳しい中央農業研究センタ―の中谷淳によると、イノシシは通常は人を襲うことはないが、パニック状態になり走り出した先に女児がいて襲ったのだろうとみる。
走る車の中から視聴者が撮影
司会の小倉智昭「猪突猛進というぐらいで、イノシシがまっすぐ向かってくるときは相当怖いみたいですよ。速いんだから」
それにしても、女児が襲われているのに撮影者は助けようとも、人を呼ぼうともしていない。映像は視聴者からの提供ということだが、イノシシの脇を走る車の中から撮影されていて、おそらく女児に噛みついている場面なども写っているはずだ。そんな映像を平気で撮影している人間の方がイノシシより怖い。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト