「横審」貴乃花を猛攻撃!「己の目的のために横綱を利用するな」

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「懲らしめないとダメだ」

   横綱審議委員会の委員の1人からこんな発言が出て来た。「己の目的のために横綱という宝を利用するのはいかんよな」と痛烈に批判した。報道陣が念のため「貴乃花のこと?」と聞くと、「貴乃花だよ」と当然のように答えた。さらに、「彼は今の協会が悪くて、現理事を一掃するのが正義だと信じている。騒動を利用して理事長になろうとしているのでは」と述べた。

   横綱審議委員は「横審」と呼ばれ9人で構成され、不祥事が起きると意見を申し入れるなど、「相撲のご意見番」といわれる。この発言について、ゲストの東京相撲クラブ会友の大隅潔さんは「よくそこまで言ったと思う。的ははずれていない」と述べた。

協会評議員・池坊保子議長「こっちに相談してればなんとかなったのに」

   きのう20日(2017年11月)には、東京・両国国技館で評議員会も開かれたが、ここでも池坊保子議長が「巡業部長(貴乃花)は何かあったときは、上司、理事長に報告する義務があります。速やかに報告しておれば、理事長も対応のしようがあったのではと残念です」と苦情を呈した。

   これについて大隅さんは、「相撲協会では物事が多数決で決まるので、貴乃花グループは1票か2票しかないので、警察に先に被害届を出し、証拠固めをしたのだと思う」と解説した。

   貴乃花は沈黙を続け、姿をみせてもサングラス姿で表情を隠している。ただ、17日に報道陣に「警察にもう任せるということですか」と聞かれたときに、「そう、そう」と小声で答えただけだった。双方とも事の真相が明らかになるのは都合が悪いということなのだろう。

文   一ツ石
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