小池百合子・東京都知事はきのう14日(2017年11月)、希望の党の両院議員総会で、代表をやめると表明した。党の立ち上げから50日。衆院選で政権を取るどころか、第2党にもなれなかった厳しい結果から当然の結論でもある。真意を問う記者に「都知事としてまず都政を。希望の党の議員の皆さんと連携しながら、日本にとっても東京にとってもいい方向になるよに」「最初に想いを込めて作った政党なので、国政の政策にもリクエストを出していきたい」と話した。都政に専念するということだ。
葛飾区議選「ファーストの会」惨敗
その後の「都民ファーストの会」の政治資金パーティーでは、「都民ファーストの精神を忘れずに、都民の皆さんのために働いていく。みんなそうでしょ?」と盛り上げを図った。しかし、12日(2017年11月)に行われた葛飾区議会議員選挙では、都民ファーストから立候補した5人のうち4人が落選した。もはや、小池旋風はどこにも吹いていなかった。
司会の国分太一「衆院選惨敗から3週間。なぜこのタイミングなんですか」
政治評論家の有馬晴海氏は「創業者ですから、選挙後も責任を持って続けるとしていましたが、葛飾で5人出て1人しか当選しなかったという勢いのなさを限界と感じたのではないでしょうか」と見る。