各地で今季一番の冷え込み 週末、西日本の山は降雪も

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   『とくダネ!』の森本さやかアナが13日(2017年11月)午前5時半、今冬一番の冷え込みの中、取材に訪れたのは東京都心に比べ寒さが違うJR八王子駅だった。

   駅ビルの温度計は6度。この時間に早くも足早に駅へ向かう通勤客の姿。厚手のコートやダウンジャケットにマフラー、手袋が欠かせなくなった。なかには「ラクダの股引に胴巻き、靴下2枚」と話す防寒対策万全の中高年男性もいた。

   気象庁によると、13日早朝の全国各地の最低気温は、北海道・陸別-8.2度、札幌1.1度、仙台3.5度、東京都心7.6度、名古屋6.7度、大阪7.0度、福岡9.7度と軒並み今季最低を記録した。


   気象予報士の天達武史によると、「ところがこの寒さはこれが平年並みなんです。今までが暖かかった。しかし明日14日に本州で雨が降った後はグッと気温が下がります」と話す。

   とくに例年と違って注意が必要なのは西日本。今週末の西日本の気温は急速に下がり、大阪や福岡の最低気温が6℃、最高気温も11℃~12℃と予想され年末・年始並みの寒さになるという。

寒気が西回りで

   これは、例年だと北回りで来る寒気の流れが、今週からは西回りでやって来るためだ。

   京都などちょうど紅葉シーズンに入るが、天達は「標高の高い山などは雪が降る可能性もあり、高いところの紅葉狩りには、タイヤチェーンなど真冬対策が必要」と言う。

   また小倉智昭キャスターは「こういう気候になるとインフルエンザも急に猛威を振るいだしますから注意が必要ですね」と呼びかけている。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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