観光や地元交流とセットでツーリズム商品化
市民マラソンは生き残るためにどうしたらいいのか。早稲田大の原田宗彦教授はこう提案する。「これからはランナーが大会を選ぶようになると思うので、マラソンを主催する側にも、かなりの改善と創意工夫が求められるようになります。あと1つ、たとえば、マラソンだけではなく、土地にある文化とか、芸術、そういうものと組み合わせた新しいツーリズム商品ですよね、そういう多角化の経営みたいのが重要だと思います」
走るだけではなく、観光や地元交流、体験などと組み合わせた大会を考えていくべきだという。