女優やアーティストら有名人のサインを偽造しインターネットのオークションで販売していた男女ら4人組が7日(2017年11月)、詐欺の疑いで逮捕された。
驚くのは騙し取った総額。昨年1年間で3000万円以上、4、5年前から同様手口でおよそ1億円を騙し取っていたとみられている。「そこまでニーズがあるというのが驚きですよ」と木下康太郎アナが伝えた。
宮城県警に逮捕されたのは、仙台市青葉区の自営業、六波羅雄飛容疑者(29)と交際相手のパチンコ店店員、片岡まどか容疑者(25)ら4人。
『GReeeeN』の偽サイン
県警の調べによると、六波羅容疑者らは女優『石原さとみ』の写真や人気グループ『GReeeeN』の色紙に偽のサインを作成し、分かっただけでも昨年10月から今年6月までにインターネットオークションで3人の顧客に販売し、計1万2300円を騙し取っていた疑いがもたれている。
県警では、六波羅容疑者らは昨年1年間に1万4000点を約6000人に販売し3000万円以上を荒稼ぎ。さらに六波羅容疑者らは4、5年前から同様手口で偽のサインを販売しており被害総額は1億円に上るとみている。
偽物か、本物なのか判別できない有名人のサインをネットオークションで買うこと自体が不可解なのだが、キャスターの小倉智昭は「そもそもサインをもらった人がネットで売るなんてあっちゃいけないことですよ。そういう人がいるから偽物が出てくる」。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト