トランプ大統領、安倍流「おもてなし」に満足 ゴルフ、ハンバーガー、鉄板焼き...

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   トランプ米大統領が5日(2017年11月)、初来日した。安倍首相が親密ぶりをアピールする来日初日の『おもてなしファースト』はどんなだったのか? 『とくダネ!』が「日本政府の4つの切り札」と題し、迫った。

   一つ目は『時間ファースト』。東京・福生市の横田基地に到着した大統領専用機「エア・フォース・ワン」。笑顔で手を振りながら降り立った大統領夫妻はご機嫌よさそう。

   トランプ大統領が基地内の米兵や自衛隊員らを前に演説した後、次に訪問先である埼玉・川越市の霞ケ関カンツリー倶楽部へ。車だと45分かかるクラブへ大統領専用ヘリ「マリーン・ワン」で、わずか15分で移動し正午に到着した。

   二つ目は『ゴルフファースト』。迎えた安倍首相と握手をしながら「ビューティフル デイ」「ベストウェザー」「アイ シンク ソー」とやり取り。

   貸切のコースだったが、番組がカメラに収めた映像では、大統領の打った球が5番コースのフェアウェーど真ん中、飛距離250ヤードのところまで来ていたのに対し、安倍首相の球は220ヤードだった。

   スタジオでは、小倉キャスターが「本当なら安倍さんの方が飛んでいたのではないか」に、ゲスト出演の柿崎明二(共同通信論説委員)は「これもおもてなしファーストかも」。

   また一緒に回ったプロゴルファーの松山英樹選手から両首脳に高級パターの『スコッティキャメロン』が贈られたという。

   三つ目は『ウェルダンファースト』。ゴルフ開始前の昼食会は、大統領の心をつかむのには胃袋からというわけで、アメリカ産牛肉を使った特注のハンバーガーを振舞った。

   このハンバーガーは東京・港区のマンチズバーカーシャックという店でつくられているアメリカ産牛肉のステーキ用の部位を細切れにしたステーキ味のハンバーガー。

   オーナーシェフがゴルフ場に出向き、「大統領は良く焼いた肉が好みだということで、よく焼いたウェルダンで作った」。大統領も完食したという。

   そして東京・銀座の高級鉄板焼き店で行われた両首脳夫妻そろっての夕食会もステーキ。メニューは「アルバ産白トリュフと北海道産帆立貝のサラダ」「三重のイセエビのソテービスク仕立て」「うかい極上牛ステーキ、フィレ・サーロインのお好み」。安倍首相によると、大統領は「大変喜んでいただいた」という。

   小倉キャスターも「これほど手厚いおもてなしをしたのはこれまでなかったんじゃないの」に、ゲスト出演の三浦瑠麗(国際政治学者)「大統領にとって唯一、日本は批判されることがない、ノーリスクの国ですからね」。

ピコ太郎が招待される?

   四つ目の切り札は6日の晩さん会。あのピコ太郎が呼ばれるという。大統領の孫娘であるアラベラちゃんがピコ太郎の真似をしたしぐさがインスタグラムで紹介され話題になったが、さて本当に呼ばれているのかどうか。

   もっとも小倉キャスターがちょっぴり懸念したのは、大統領が途中に立ち寄ったハワイで「真珠湾を忘れるな」と発言したこと。

   小倉が「次の日に日本に来るのに『真珠湾を忘れるな』って言ったそうで、どう思います?」に、柿崎は「二つあると思う。一つはそのまんま。本当にそう思っているのか。もう一つは奇襲されたということを日本という国を除いて言ったのか。そうであれば北朝鮮と考えるべきで、いずれかでしょう」。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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