きのう30日(2017年10月)午後4時半ごろ、神奈川県座間市のアパート1室の玄関にあったクーラーボックスから複数の遺体が見つかった。1人の遺体は今月(2017年10月)から行方不明になっていた女性(23)とみられる。警視庁はこのアパートに住む20代の男から事情を聴いており、遺体遺棄の疑いで逮捕状を請求し、容疑が固まり次第逮捕する方針だ。
鈴木彩加記者が現場から伝える。「遺体は2人分の頭部があり、クーラーボックスは玄関以外にもあるそうです。女性は過去に自身のツイッターに『自殺を一緒にしてくれる人を探している』などと書き込みをしていました。警視庁は、女性と男が自殺サイトをきっかけに知り合ったと見て捜査しています」
女性の足取りについて宇賀なつみアナが説明する。女性は今月21日(2017年10月)に行方不明になり、23日にはJR八王子駅で電車に乗り、小田急・相武台前駅で改札を出る男と一緒の姿が防犯カメラに映っていた。そして24日、女性の兄から「妹の所在が分からない」と高尾警察署に連絡があった。
自殺サイトで知り合った?
2人が知り合ったとみられる自殺サイトとはどういうものなのか、宇賀によると、ITジャーナリストの三上洋氏は以下のよう語る。
「『死にたい』とか『つらい』という自分の気持ちを吐き出す場所として普及したサイトで、死にたいと思っている人の最後の逃げ場になっている。しかし、自殺サイトを使ってみんなで集まって集団自殺をしてしまうというケースや自殺希望者を集め、連続殺人事件を悪用するケースも起きている」
司会の羽鳥慎一「おそらく、この女性も自殺サイトにアクセスしていたということでしょうね」
青木理(ジャーナリスト)「まだまだミステリアスなことがたくさんあります。自殺なのか、事件なのか、自殺ほう助としても不自然なところもある」
羽鳥「複数の遺体が出て、頭だけ残っている。今後もいろんな要素が増えてきそうですね」
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「まだ、予断をもって語るべき時期ではないと感じます」
羽鳥「そうですね。これから情報が出てくる事案ではないかと思います」