週末の渋谷駅前、台風接近の雨も物ともせず、大勢の若者がハロウィーンのコスプレで乗り込んだ。今年の流行りは、パンダの香香、ブルゾンちえみ、マツコ・デラックス、スパイダーマン......外国人も一段と増えて、DJポリスも英語のアナウンス強化だ。
で、若者に聞いてみた。「先週の選挙、行きましたか?」
パンダの女の子2人「行ってない」「全然わかんない」「選挙って何?」(18歳無職)、4人組「行ってな〜い」何で?「わからなーい」(22歳会社員)、コスプレ男子「行ってない。ま、いっかな〜みたいな」(24歳会社員)、デビル女性2人組首を振って「忘れてた」「雨だったし」(18歳学生)
40人に聞いたところ、約半数は選挙に行ったということだった。しかし、こんな連中を相手にしてるんだから、日本の政治家は楽だよな。やりたい放題だ。
海外勢には本格派
海外勢にはかなり本格派がいる。「スーパーマリオ」(イタリア)、「ドラキュラ」(チュニジア)、「水兵服」(イスラエル)、「もののけ姫」(ドイツ)、「美女と野獣」(アメリカ)などなど。
そもそもは、古代ケルト人の収穫祭。悪霊を追い払うために変装をしたのが始まり。だが、カンニング竹山「日本のハロウィーンは、収穫祭と全く関係ないですからね。でも、この流れは止められないですね」
その最たるものが、「キモカワ」のお菓子類。目玉が瓶の中に浮いてるように見えたり、目玉の水羊羹、指の形をした不気味なサブレ、回転寿司にまで妙なメニューがある。明日の本番には、これらも最後の出番になる。
台風一過でお天気は良くなったが、気温は低く、風も強いようだ。明日31日(2017年10月)はどんなことになるやら。