また騙されたデヴィ夫人!事務所の口座から引き出された2億7000万円 元経理担当者を逮捕

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   あのデヴィ・スカルノ夫人(77)が横領被害にあった。「本当にうかつというか、気づかなかった」という。「オフィス・デヴィ・スカルノ」の経理を担当していた男が、事務所の口座から、ポンポンと金を引き出していたという、まことに単純な犯罪だった。

 

   辻村秀一郎容疑者(60)は、2011年から去年(2016年)9月まで、経理係として週3日勤務。その間約300回にわたって、事務所の銀行口座から現金を引き出していた疑いで逮捕された。その額は、1回で40万円から60万円。警察が確認しただけで1億7000万円になるが、デヴィ夫人によると、トータルでは2億7000万円に上るという。

 

   デヴィ夫人は、芸能事務所のほか、NPO法人のボランティア団体を持ち、オリジナルバッグや、犬用のキャリーバッグの製造・販売も行っている。また77歳にもかかわらず、テレビ出演のほか、コスプレ、バンジージャンプ、スカイダイビングまで活発にこなしている。

 

   まあ、不死身のレディーだが、まさか飼い犬に手を噛まれるとは......まさに不覚。おまけに、金の使い道は女だったという。「まあ、唖然としましたね。そのけが全くない人だったので」とデヴィ夫人。

 

   疑うきっかけは、毎年納税の時期になると、「お金がない」と言い出すことだった。おかしいと思い、別の会計士に昨年9月調査を依頼し、横領が発覚したという。

諦めるしかないとサバサバ

 

   記者から、金について聞かれると、「お家が一軒建てられたなぁと思うと残念ですね。自分で集めた美術品や骨董、絵画を並べるのが楽しみなんですけど、中に、今のこの家に入らないものがあるんですよ。これだけのお金があったら、家一軒建てられたなと残念です」

 

   2億円は痛手? 「お金は邪魔にはなりませんからね」

 

   なぜ気づかなかったのか? 会計事務所の税理士は、「会計事務所の職員は、帳簿の記帳をしたり、伝票はつけても、お金を直接取り扱うことはない。お金に関する危機管理の意識が薄かったのでは?」という。

 

   ご当人も、「諦めるしかないでしょうね」とサバサバしたものだ。ビビットの国分太一、真矢ミキらが、小窓に顔を出すのだが、あまりの金額に呆れたか、誰にも表情がない。コメントもない。

 

   デヴィ夫人の自伝を見ると、これまでに至るところで、騙されて金を損している。それも半端な金じゃない。本当に不思議な人だ。

文   ヤンヤン
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