「即辞任」「嘘つき」と前原代表へ批判ばかり おおもめの民進党両院議員総会

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   「3時間あまり、大紛糾だったそうです」と司会の羽鳥慎一が伝えたのは、総選挙の結果を受けて27日(2017年10月)に開かれた民進党の両院議員総会の模様だ。希望の党への合流を打ち出した前原誠司代表に批判が噴出した。拍手は一切なく「即辞任」「嘘つき」といった言葉まで浴びせられたという。

野党バラバラに

 

   出席したのは民進党籍を持つ衆参64議員。「野党がバラバラになったらダメということだったが、結局バラバラになったじゃないか」「初めからリベラル派を切ることを前提にしていたのではないか」「もう言い訳にしか聞こえない」と、不信感や怒りが爆発。議員の一人は「圧倒的におかしいという意見でした」と認める。

 

   民進党が解党に向かって転がりだし、総選挙で自民党が圧勝するきっかけを作ったのだから、参議院に民進党として残った議員や総選挙に無所属として出馬した人たちの怒りはおさまりそうにない。

 

   政治評論家の田崎史郎氏は「しかし、総選挙前の両院議員総会では同じメンバーが認めたことだから、党員側もちょっと反省が足りないのではないか」と批判的だ。

 

   羽鳥「民進党にいてもだめだから小池新党(希望の党)にいったこともある」

 

   その側面はあるにしても、どっちもどっというにはお粗末すぎる前原代表のふるまいだった。いまさら責任を認めたところで、野党を混乱させて自民党を助けたミスは消しようもない。リーダーとしてはもちろん政治家の資質そのものが問われる。

 

   住田裕子(弁護士)「これから地方選挙や参院選もある。どうなるのか、(野党は)大変だなと思います」

文   あっちゃん
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