「希望の党」は昨日25日(2017年10月)、都内で両院議員懇話会を開いて、総選挙での惨敗を総括した。小池百合子代表は、「私の言動によりまして、同志の皆様方には大変ご苦労をおかけした。心ならずも、多くの方を傷つけてしまった。改めて謝りたい」と話した。しかし、党の代表は続投することを明言した。
「希望の党」は、今回235人を立候補させたが、多くは民進党からの合流議員で、一つの流れに乗ったかに見えた。しかし、小池代表が、「全部を受け入れるつもりはさらさらない」「(リベラル派を)排除します」と言ってから、流れが変わった。
枝野幸男氏が立ち上げた「立憲民主党」が、「筋を通した」と評価されて、終わってみれば、第2党の座も「立民」55人に奪われて、「希望」は50人にとどまった。小池氏の側近で、希望の党の立ち上げに深く関わった若狭勝氏も落選した。
3時間20分にわたった懇談会では、小池代表に辞任を求める声もあったという。しかし、小池氏は「せっかく希望の党を作ったのだから、責任を取りたい」と押し切ったという。
和田明日香(料理研究家)「惨敗したのは、候補者に信用できる人がいなかったということ。それを、小池さんが......というのはダサくない?」(笑)
元横浜市長の中田宏さんは、「50人の人にとっては、バラけたらジリ貧。また、当選した人たちは、きちんと信頼を得ている。自分で勝ち上がってこいよと」
実態は小池商店
テリー伊藤「無所属の人たちを入れてれば、こんなことにはならなかった。それから、小池さんは人を育ててない。本当小池商店なんですよ。国を預かろうとする人が、一人でできるわけがない」
中田氏「国会内でのせめぎ合いに耐えられるかどうか」
テリー「小池さんに辞任を求めたのは3人。しかし、発言してない人たちがたくさんいた。その人たちは抜けようとしている。発言した人たちはまだ、希望を持ってる」
小池氏の会見について、爆笑問題の太田光さんが昨日(25日)、TBSラジオで「違うよ。お前の態度が悪い。言葉じゃねぇんだって。まだわかんねえか。お前のどっちつかずの態度だろうって」と言っていた。