文化功労者に選ばれたコシノジュンコさん 真矢キャスターに「卓球やりましょう」

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   今年度の文化勲章(5人)と文化功労賞(15人)の受賞者が昨日(2017年10月24日)発表になった。ただ、テレビで話題になるような人は少なく、「ビビット」は、以前取材していたデザイナーのコシノジュンコさん(78)を訪ねた。

   古谷有美アナが聞くと、コシノさんは「思ってもいなくって、これがまさかですね。間違いじゃないですか、と言ったくらい」「お知らせはあったんですけど、言わないでくださいって。苦しいですよね、だったら私に言わないでくださいよ」(笑)。

   「母を超えられたなぁ......みたいな感じがしました」とポツリ。その母小篠綾子さんは、11年前、92歳で亡くなった。夫を戦争で亡くし、残された姉妹......長女ヒロコさん、次女ジュンコさん、三女ミチコさんを、大阪府・岸和田で洋装店をしながら育て上げた。

   NHKの連続テレビ小説「カーネーション」のモデルにもなった。2004年には、コシノ一家を描いた舞台「コシノものがたり」も上演された。綾子さんもまだ元気で、「自分の職業が、本当にいい職業だったことが、私の一生の取り柄でございます」と言っていた。

   コシノジュンコさんは、19歳で新人デザイナーの登竜門「装苑賞」を最年少で受賞。パリ・コレに40回以上参加。さらに、「オレたちひょうきん族」の「アミダばばあ」の衣装も手がけている。

ストレス発散に卓球

   文化功労者に選ばれた理由は? 「ファッションデザイナーは山ほどいますけど、同じファッションでも違うことをしている。違う考え方を持っている。自分の考え方を持っている。これが、今回いただいたことかなと思います」

   今年7月、真矢ミキ(キャスター)が訪れた時、ジュンコさんは自らデザインした浴衣を着て、卓球をしていた。ジュンコさんは高校時代卓球をしていたとかで、ストレス発散に卓球レストラン&バーを作っていた。無論、真矢では勝負にならなかったのだが、古谷に「続きをやりましょう」と真矢宛のメッセージを寄せた。

   真矢「とにかく強くて......」

   国分太一(キャスター)「今真矢さんが特訓しているかも......」(笑)

   文化功労者では、他にテレビ向きでは、歌舞伎の中村吉右衛門さん(73)と東京五輪で重量挙げ金メダルの三宅義信さん(77)がいる。顕彰式は来月6日、ホテルオークラ東京で行われる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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