秋から冬にかけて旬の魚が値上がりしている。サンマやサケが高く、スジコやイクラも高騰。ブリやイワシは安い。
サンマは、都内のスーパーで昨年(2016年)より20から30%髙い。サケは「一番高い。去年より40%は上がっています」(都内スーパーの鮮魚部主任)という。
そうなれば当然、スジコやイクラが「去年も高かったけれど、その30~40%は上がっている」となる。きのう24日(2017年10月)には、北海道岩内町の飼育施設でサケの腹がさかれて、スジコ87キロが盗まれた。高騰ゆえの犯行だろう。襟裳の漁師は「漁は始まったばかりだが、去年より少ない」と実感を話す。
戻りガツオも仕入れ値1.5倍
戻りガツオも小売店の仕入れ値は1.5倍に。宮城県気仙沼市の仲卸業者は「今年は小ぶりで、半分近いサイズでも3倍の値がついた」という。
一方で、ブリは下がり気味。イワシはとくに安く、都内で去年は4匹400円だったのが200円といった具合だ。
宮崎哲弥(評論家)「イワシは近年不漁といわれていたが、よくとれるようになった。ちょっとうれしい」
司会の加藤浩次「水温が上がっていて、魚がとれる時期も変わっている。ちょっとわがままをいうと、高いほうを食べたくなっちゃうな」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト