冬の生活変えたユニクロの「ヒートテック」 発売15年で10億枚売上

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   ユニクロの「ヒートテック」が発売から15年を迎え、柳井正・社長は昨日24日(2017年10月)ニューヨークでの祝賀イベントで、「世界中の人々の冬の生活を変えました」と胸を張った。10億枚を売り上げ、近年ではライバルの猛追もあるというが、これも余裕らしい。

   「ヒートテック」は2003年に登場。薄い、軽い、暖かいで、インナーの概念を変えた。当初はまだ厚手だったが、今では着ていることすら感じさせない。当然、厚着の必要がなくなり、特に女性ファッションでは、厚手のコートが減ったと言われるほどだ。

   街の声も、「10枚くらい持ってる」「冬の必需品。なくてはならないもの」と圧倒的に支持だ。無論、ライバル企業も黙っていない。「裏地あったかインナー」などと銘打って結構な伸びで、「戦国時代」とまで言われている。

   「ビビット」は、それらのうち、カジュアル系の「GU」や主婦層に人気の「しまむら」の製品との比較をしてみた。まず本家のユニクロ。今やヒートテック製品はインナーだけでなく、靴下、マフラー、帽子、手袋など30種類もある。今年は、「極暖」という暖かさ1.5倍という新商品が売りだ。

   GUは、抗菌防臭、部屋干し可など、独身者向けの機能を前面に出している。20種類あるが、お値段がやや安め。しまむらは、「ファイバーヒート」の名前で、薄手であったかいインナーを出している。伸縮性バツグンで、おまけに軽い。70グラムだという。

   リポートした吉田明世アナが、「冬はヒートテックを何枚もロッカーに入れてます」という。

国分太一(キャスター)「寒いロケがあるものね」

消えた「ババシャツ」

   ともあれ、ヒートテックによって、「ババシャツ」が消えた。もうひとつ、百貨店から厚手のコート売り場が消えた、というから、大変な生活革命だ。

国分「どういうこと?」
吉田「暖かいので、厚手のコートがいらなくなった。ババシャツも消えた」
真矢ミキ(キャスター)「(ババシャツと)同じものなんですけどね」
吉田「中学生くらいの時は、ババシャツを着て学校へ行くのは恥ずかしかったけど、ヒートテックなら大威張り」
他のメーカーも色々出しているが、ワコールは縞模様でおしゃれなのだと。
国分「インナーだから、見えないところでおしゃれ。でも、名前が『ぽか太郎』」(爆笑)

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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