「合流しなければ」「解党した方がいい」 落選した「希望」候補の恨みつらみ

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   「やっぱり落選した人から、えっという声が出ています」と司会の羽鳥慎一が伝える。希望の党から出馬して、落選した人たちの恨み節を紹介した。

   東京7区から出馬した荒木章博氏。都民ファーストの会の荒木千陽代表の父親だ。陣営の関係者は「待てど来ず」と恨む。「小池百合子さんはいつ来るんだろうと思っていたら、一緒に街頭に立つことはなかった。落下傘候補の本人がかわいそうだ」(毎日新聞)と話していた。荒木氏は熊本県議を辞職して上京していた。

   山形の3候補は全員落選した。希望の党を応援した民進党県連幹部は「排除の論理でどんどん支持が離れていった。希望の党は絶望の党だった」(読売新聞)という実感を漏らす。落選した候補者の1人は「(希望に合流しなければ)民進党で混乱もなく、結果は当然違ったのでは」と後悔をみせる。6期連続当選にならなかった民進党出身の候補者は「希望は一度、解党した方がよろしい」(朝日新聞)と言い切る。

「おフランスに行ってるんでしょ!」

   千葉の落選した候補者は「有権者にとって大きな希望だったが、いつのまに小池代表の野望に変わったとすれば、残念な結果になった」と話す。別の落ちた候補者の関係者に小池代表に言いたいことは、と聞くと「ないわよ!終わったことだし、おフランスに行ってるんでしょ!」と内心収まらない様子だった。小池代表は投開票前日からパリの国際会議に出張していた。

   羽鳥「皆さん、こういう思いを持っていらっしゃっているようです」

   政治評論家の田崎史郎氏は「一般的にいえば、小池さんがつくった新党なら自分も当選できるのではと期待感を持って集まった人たちです。まずは自分の読みの甘さを反省した方がいいです」と突き放す。

   落選した若狭勝氏には小池代表から「残念な結果になってしまった。申し訳ありませんでした」というメールが届いたという。

   羽鳥「若狭さんもいろんな思いがあるのではと思いますが」

   田崎「若狭さんは希望の党の中心になって動いていましたから、私は同情はしてないんです」

   選挙が終わってみれば、いつものごとく悲喜こもごも。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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