加藤浩次「子どものいじめは親の日ごろの言動が原因」
一方、司会の加藤浩次、コメンテーターの本上まなみ(俳優)、ゲストの河北麻友子(タレント)は賛成だという。
本上「もろ手を挙げて賛成というわけではないんです。子供がいじめをするに至るのは、生育環境も関係すると思います。いじめは絶対にしてはいけない、犯罪にも匹敵するものなんだという認識を、まず親が持たねばならないと思います」
河北「いじめる側の親は、自分の子供がいじめていることを知らない場合があると思うんです。罰則の対象になれば、うちの子がそういうことをしているという意識が生まれると思います」
加藤「いじめる側といじめられる側は"100対0"です。いじめられる側は一つも悪くない。いじめる側が100%悪い。なんでいじめるかというと、家庭の中で、いじめOKの会話がなされているから。たとえば、"あそこのママ、ダメよね"とか、子供に聞かせている。それじゃあ、子供はそういうことを言ってもいいんだって思いますよ。そういう意味で、親も連帯責任を負うべきです」
この議論、ワイドショーだけでなく、文部科学省、教育委員会、学校、PTAなどでもやってほしい。
文
バルバス| 似顔絵 池田マコト