きのう19日(2017年10月)午後4時20分頃、千葉・船橋市の路上で、大相撲二所ノ関親方(元大関若嶋津)が倒れているのを通行人が見つけ病院に搬送された。頭を強く打っており重体だ。
親方はこの日の朝、弟子の稽古を見守った後、日課にしている近くの銭湯(サウナ)へ自転車で向かった。発見された場所は二所ノ関部屋から700メートルほどで、サウナから戻る途中だったらしい。倒れていた自転車には損傷がないため、事故などではなく、何らかの原因で転倒したとみられる。
二所ノ関部屋の南忠晃さん(元小結大徹)によると、手術は開頭して5時間かかり、現在もICUで安静状態だというから、相当なダメージだったのだろう。脳内に出血があったという。
危険!寒いときのサウナで水分不足
東京相撲記者クラブ会友の山崎正さんは、「体調には人一倍気をつけていた人だし、なんでだろうと思います。二所ノ関部屋という大所帯を抱え、相撲協会の審判部長という重責もあったから、負担ではあったと思います」と話す。
きのうは今季最低気温で、船橋は11度だった。サウナとの寒暖の差には注意が必要だと、医師は警告する。テリー伊藤(タレント)は「一部報道では、倒れる前にフラフラしていたといいますから、サウナで水分を十分に取らなかったのかもしれませんね。西城秀樹さんもサウナが好きで、倒れたのもサウナの後でした」
部屋のおかみさんの元歌手・高田みづえは病院から戻って笑顔を見せていたが、来月(11月)の12日から九州場所だ。弟子も気が気ではないだろう。早い回復を。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト