泥だらけの松本、タイの「田植え祭り」で3位宮川大輔にあと一歩及ばず

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   「世界の果てまでイッテQ!」(2017年10月8日よる8時~・日本テレビ系)  「祝!お祭り男100回記念 松本潤参戦SP」と題し、嵐の松本潤が、タイ・カンチャナブリでの「田植え祭り」に初参戦。お祭り男ことお笑い芸人の宮川大輔は3回目の参戦。2位と5位に輝いたこともあるが、優勝はまだない。9年前に共演した映画「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」以来親交のある松本とタッグを組み、100回記念を優勝で飾りたいとやる気満々だ。「(タイに)ちゃんと来るの初めて」「田植え祭り見たことない」と初体験づくしの松本に、「どぶの中で遊ぶ感じ」と実も蓋もない宮川。いつも強気で威勢のいい松本は「やるからには、てっぺん狙う」「ハッピを汚さずに帰って来たい」と勇ましい。ガチバトルにどこまで食い込めるか、見ものだ。

   まずは練習。地元関係者に挨拶するも「優勝は無理、線が細いな」とクサされて「腹立ってきたな」と松本。長さ50メートルの田んぼの中で、4メートルの竹の平均台を渡り、45度の傾斜の坂を経て、ずぶずぶの底なし田んぼを走り抜け、20本の苗を植えた後、ゴールを目指す。最初は甘く見て「(泥で)汚れる要素は ない」とあくまで強気だった松本も、いざ田んぼに入ると手足は動かず、泥にハマるわ、転げるわ、尻餅もつくわに大パニック。泥水に「くっせえ」と悪態をつき、「何、この祭り。意味が分からない」とブチ切れる。宮川「こんなロケしたことないでしょ」、松本「したことない」、宮川「今、気持ちいいでしょ」、松本「気持ちよくない」と不機嫌そのもの。横から放水されて平均台からすべり落ち、あわや股間を打ちつけそうになる場面も。「腹立つなあ、これ」と愚痴りながら、それでもひとつずつクリアしていく。とはいえ、意外な難敵に「コンサートよりしんどい」とついに頭を抱えてしまう。

やる気スイッチ入った松本

   「潤はちょっと落ち込んでます」と解説する宮川が、ベテランの意地をかけ、お手本を見せる。さすが速い。1分でクリアしないと決勝に残れないと聞き、全速力で駆け抜ける。「すげえ、早い、お祭り男、半端じゃない。ちょっと引くほど速かった」と松本、目を剥く。「同じくらいのタイムが出ればいいな」と抱負を語り、ようやくやる気スイッチが入り、55秒ジャストを記録。宮川は54秒65。「こういう祭りを100回やっている」と聞かされ、「尊敬する」と目の色が変わった松本、「2人でワンツー決めたいね」と色気を見せる。

   試合当日。22人が参加し、決勝に残れるのは6人。トップバッターが54秒70で、その後も55秒前後の記録が続出する。「うそー」とたまげる2人。48秒00の新記録に「ええー」と顔が青ざめる。「俺ら、決勝上がるのもしんどいやん」と松本。先に松本が参加し、53秒72の好タイムで4位に入る 。「いや、本当にね、人生で一番うれしいです」とにっこり。宮川は45秒で予選暫定1位。「メチャメチャ早かった」と絶賛する松本。決勝に向け、松本は「次こそはノーミスだね。もう本当、攻める。一か八かやらないと勝てない」と気合を入れまくる。何と43秒72を記録し、「やったー!完璧。(記録が)出た、出たよ」と大喜びだ。宮川に「勝負賭けた方がいい。俺も今、コケてもしょうがないと思って、ダメだったらダメでも行こうと思って」と捨て身の勝利だったことを明かし、ハッパをかける。

   松本とは一回り年上の宮川、「43秒って、ちょっと待って」としんどそう。前回のチャンピオンは、何と松本を上回る43秒44を記録。稲の植え方を間隔を詰めて植えたのが奏功し、見事新記録を達成、トップに躍り出た。宮川は45秒91で3位に。あと一歩及ばずの松本は「すごーい、くっそー、負けたか」と悔しそう。「大輔さんには勝てたんだけどねえ。チャンピオンには勝てなかったねえ。1位取りたかったんだけどなあ、悔しい」といかにも残念そうだ。3位の宮川を「大輔さんもさすが。本当にねえ。本番の集中力も含め、やっぱねえ、本当にお祭り好きなんだね」とねぎらう余裕を見せる。宮川「(放送)200回までいったら、また出て下さい」松本「分かりました。ぜひ呼んでください」と約束して終了。「嵐にしやがれ」ではカッコよさを追及する「THIS IS MJ」コーナーでおなじみの松本。体に染みついたカッコよさは健在だった。再戦がぜひ見たいものだ。

知央

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