富山の路面電車が導入する「信用降車」 「性善説」で無賃乗車の心配なし

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   富山市で全国初の「信用降車」を始める。信用降車とは「乗務員のいない後部車両からも降りることができる」ということだ。心配なのは「無賃乗車」だが、「大丈夫です。富山市民が公共交通の利用マナーが大変いいことをアピールしたいと思っています」と森雅志市長は自信をもって語る。次の日曜日の15日(2017年10月)から実施する。

 

   おしゃれなデザインの路面電車「富山ライトレール」。これまでは乗客は降りるときには、乗務員がいる前の出口でICカードか現金で運賃を払っていた。しかし、1つの出口では乗り降りに時間がかかり、定刻が遅れることが多い。そこで、乗務員のいない後ろからもICカードで降りることができるようになる。朝のラッシュ時は実施していたが、これからは終日可能だ。

 

   ラッシュ時の降車時間は短縮したか。測ってみると、100秒かかったのが、51秒と半分になる。

無賃乗車すると3倍の運賃

 

   これを悪用して無賃乗車をすると、3倍の運賃が請求されるが、森市長は「お客さまを信用して、乗務員がいちいち確認しないやり方です。いままでもほとんど問題は起きていません」

 

   市民に聞くと「富山の人はまじめですね」「無賃乗車など聞いたことがない」「そんな悪い人はおらん」と口をそろえる。

   司会の羽鳥慎一「なるほどね」

   野上慎平アナ「富山市民が真面目なんです、いい人ばっかりです、とみんな言ってました」

   なるほど、うまくいくといいね。

文   一ツ石
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