体操女子の村上茉愛選手、63年ぶりの金メダル 床運動では日本人初

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   体操の世界選手権で村上茉愛選手(21)が女子種目別の床運動で日本人初の金メダルを獲得した。切れのある演技で着地をピタッときめて快勝し「表彰台で一番実感しました。頑張ってきてよかったと、すごく思います」と喜びを語った。日本女子の種目別優勝は63年ぶりだ。

 

   幼児期から指導してきた池谷幸雄さんは「幼いころから筋力、バネがあり、空中感覚が優れていた。いけるなという感じでした」という。中学生から頭角を現し、スーパー高校生ともいわれた。2013年には「スッキリ」の取材に「得意のゆかで世界選手権で金メダルを取りたい」と答えていた。

リオ五輪の7位から力伸ばす

 

   しかし、その3カ月後の世界選手権では床運動で4位、2016年のリオ五輪では7位に終わった。それから下半身の強化に取り組み、着地を磨き上げてきた。「足の力がついてきて、安定感のある演技ができた」と池谷さんは評価する。着地は肩幅分の一歩が乱れても0.1の減点、今回の2位選手との得点差は0.033だった。

 

   司会の加藤浩次「いやあ、すばらしい。我々が見てもわからないけど、下半身は大事なんですね。レベルが上がっているから着地をバチーンときめないといけない」

 

   水卜麻美アナ「指先を美しく見せる演技を心がけているそうです」

 

   好物はオムライスだそうだ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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