ラスベガスで銃乱射事件 犯人は自称ギャンブラーで事件後自殺

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   またアメリカで銃乱射事件が発生し59人が死亡、527人が負傷した。

   事件が起きたのはカジノの街・ラスベガス。犯人はホテルの上層階から小銃らしきものを乱射し、野外コンサート会場に集まった2万人以上の観客が標的となった。番組がその一部始終を撮影した3分12秒の動画を入手し伝えた。

   ラスベガスの歓楽街にある野外コンサート会場。現地時間1日(2017年10月)夜、ウエスタン歌手が歌い始めた直後に始まった。パンパンパン...乾いた連続音が鳴り響き、いったん連続音が止まった。

   初めはほとんどの人が銃声とは気づかなかったようだが、再びパンパンパン...と連続音と共に女性の悲鳴に交じって「オーマイゴッド」。

   「銃乱射!銃乱射!身をかがめろ、立ち上がるな!」の怒鳴り声。周囲を闇に包まれどこから撃ってくるかわからない不気味さの中で会場は大混乱となった。

   犯人は隣接する400メートル先の高級ホテル『マンダレイ・ベイホテル』の32階の窓を破りコンサート会場を狙って乱射していたことが分かった。しかし警察の特殊部隊がこの部屋に踏み込んだ時には犯人はすでに自殺していた。部屋には16丁のライフル銃があったという。

   犯人は地元に住むスティーブン・パドック容疑者(64)で、プロのギャンブラーを自称しホテルには先月(9月)28日から宿泊していた。現場から車で数十分ほど離れた容疑者の自宅からは18丁のライフル銃と数千発の弾薬が見つかったほか、移動に使っていた車からは爆発物も見つかった。

同居女性は東京への情報

   警察では単独犯とみているが、同居していた女性(62)が犯行に関与していた可能性があるとして行方を捜している。この女性はフィリピンへ向かう途中で現在、東京に立ち寄っているという情報が伝えられている。

   事件後イスラム国が「実行犯はイスラム国の兵士。数カ月前にイスラム教に改宗した」と犯行声明を出したが、FBI(米連邦捜査局)は「国際的なテロ組織との繋がりはない」と否定している。

   フジテレビ・ニューヨーク支局の川原浩揮記者は「全米になかでもラスベガスのあるネバダ州は銃を買ったり持ったりするのは非常に規制が緩い。身分証がなくても自由に銃を買うことができる」と言うまさに底知れぬアメリカの闇。

   アメリカ事情をウォッチしているタレントのデープ・スペクターは「この容疑者は本格的なギャンブラーで、数日前のビデオポーカーに多額な金を賭け負けたと伝えられている」という。

   まさかポーカーに負けた腹いせが犯行の動機とも思えない。女優の中江有里も「何でやったのか動機が分からないですね」と首を傾げている。

文   モンブラン
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