選挙に向けての動きが急だ。希望の党代表の小池百合子・東京都知事は昨夜(2017年10月2日)、「233の過半数に届く候補者を擁立したい」と話した。ということは、自ら政権を獲りに行く? すなわち衆院選に出馬する? 一方、民進党の枝野幸男代表代行は新党「立憲民主党」を立ち上げた。策謀が交錯する。
小池氏の発言は、今日に延びた「第一次公認候補」の選定についてだった。「過半数」を口にすれば、政権争いへの参加宣言と考えるのが常識。しかし、読売と産経は「出馬はない」と書いた。読売は「100%ない」とまで。また、他の情報もある。
「ビビット」が、ジャーナリストの田原総一朗氏に聞いたところ、妙なことを言う。「土曜日(9月30日)に、小池さんと松井大阪府知事、大村愛知県知事が連携を話し合った時、松井知事が小池氏に『まさか衆院選に出るんじゃないだろうね』と釘を刺した。小池さんは『出ません』といった」
しかし田原氏はこうも言う。「前原(誠司)さんが小池さんにしてやられた」「小池さんは勝負師だから、あっというようなこともありうる。前原さんを裏切ったんだから、勝てるとなったら、裏切る可能性はある」
さらに「(都議会が終わる)5日以後に何かやるだろう。今や主役は小池さん。安倍さんもヒヤヒヤしながら見ているだろうね」と言った。
「都知事に専念」望む人が多いが
「ビビット」は、新橋、丸の内、築地、巣鴨で150人に聞いた。「知事に専念」「党代表と知事を続ける」「衆院選に出る」......全体では「都知事に専念」が約80%だった。が、面白いのは築地ではこれが50%とクールだった。むろん「国政に行くべし」もあったし「不支持」もあった。
希望の党の第一次公認候補の発表は、結局まとまらなかったか、今日に持ち越された。ということは、民進党の議員の選別がまだ難航しているということだ。そんな中、枝野氏は「生活の安心、立憲主義、民主主義、自由な社会を守るため」と新党を立ち上げた。一方、無所属での立候補を宣言した人たちもいる。
司会の国分太一「永田町は毎日違う風が吹いている。アンケートも国全体で聞いたら変わるかもしれない」
赤荻歩アナ「今朝の読売、産経は出馬はないと言っている」
千原ジュニア(お笑い芸人)「過去、2000%ないと言って、出た人もいましたからね」(笑)
堀尾正明アナ「今回は出ないで、2年後の参院選で、という話もあるがわからない」
国分「前原さんを裏切った、とまで言われてる」
司会の真矢ミキ「戦国時代です」