元SMAP3人のSNS展開
元SMAPの稲垣吾郎、草薙剛、香取慎吾らの新しい動きも注目されている。9月20日付の朝日新聞と東京新聞の朝刊に見開き広告が掲載された。
空の写真に方位を示す"NEWS"と"新しい地図"の文字。広告の下には元SMAPメンバー3人の名前が書かれていた。
また同日、ファンサイト「新しい地図」を開設し、Twitterのフォロワーは23日15時半には21万人を突破したと、朝日は報じている。
新事務所『CULEN』(カレン)の代表は、SMAPの育ての親で元女性マネージャー飯島三智(朝日は匿名)であるという。
「会社が登記されたのは昨年7月26日、解散が発表されたのは昨年8月でしたので、この流れは既定路線といえます」(ある芸能関係者)
サイトでは「コンセプトムービー」と称する動画も配信した。世界各国の街ゆく人の後ろ姿の映像に、「逃げよう。自分を縛り付けるものから」など、どこか意味ありげの文章が重ねられている。
ジャニーズ事務所から逃げおおせた喜びか、それとも残ったキムタクや中居正広へのメッセージか。
女性自身によると、サイトのドメインを取得した日は5月31日。3人は早く感謝の思いをファンに伝えたかったのだが、9月に事務所を退社し、一段落するまで待ち続けていたというのだ。
これからの3人はどの道を行くのか。
「草彅さんはもともと演技の評価が高く、稲垣さんも悪役などで新境地を開いているので、活躍する場面は多いのでは。芸術的な才能を持つ香取さんは、そういった分野での活躍もあるのではないでしょうか」(芸能評論家の三杉武)
ジャニーズ事務所のくびきから逃れ、独立をようやく果たした3人は新しい地図を片手にどこへ向かおうとしているのか。
5本の矢で生きてきたから、1本1本は脆いかもしれない。いつまでも元SMAPではないだろう。真価が問われるのはこれからである。