松山英樹と参謀キャディー確執・・・婚約・結婚も明かさぬ秘密主義ですきま風
このところアサ芸が面白い。米ゴルフのクライマックス「フェデックスカッププレーオフ」が始まった。年間王者を狙う松山英樹に期待が集まるが、出だしはよくない。
このところ調子の上がらない松山だが、その裏に、参謀といわれる進藤大輔(38)キャディとの深刻なトラブルがあるというのだ。2人は一緒に暮らしているそうだが、進藤もやはり日本に奥さんと子供を残しての単身赴任だ。日本に帰りたいという気持ちが進藤にあるようだが、それに加えて松山の秘密主義があるという。先日の婚約・結婚発表も、東北福祉大の恩師にだけしか報告していなかった。
松山は契約しているメーカー以外のドライバーなどを使うことで知られる。他社のエンブレムを黒く塗りつぶし、その部分がテレビに映らないよう注意をして松山に渡すのだが、そうしたことも重荷になっているとスポーツライターが話している。
ゴルファーとキャディとは一心同体。なかでもワトソンと彼のバックを担ぎ続けたキャディ、ブルースとの友情は有名だ。「天国のキャディ」(日本経済新聞社)によれば、2003年の全米オープン最終日、最終18番ホールでゴルフ史上に残る出来事があった。
観客全員がブルースに拍手喝采したのである。30年間ワトソンの専属キャディを務めてきた彼が、治療不能の難病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、がりがりに痩せてバッグを担ぐのもやっとだった。この試合が彼の最後の大会になるのは誰の目にも明らかだった。
松山がさらなる上を目指すなら、キャディを大事にするべきであろう。