豊田真由子議員3カ月ぶりに国会へ 目尻上げのメイクに戻り質問には無言

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   「このハゲ―!」暴言の豊田真由子・衆院議員=埼玉4区、自民党に離党届=がきのう20日(2017年9月)、騒動から3カ月ぶりに国会に現れた。出席した厚生労働委員会ではしきりに水を飲むばかりで、記者の質問には無言で通した。一方、元秘書からは新たなトラブルと相変わらずの解雇騒ぎが漏れ聞こえる。解雇通告はラインでしたそうだ。謝罪会見とはうって変わった激しい実態がつづいているらしい。

   豊田議員はトレードマークのピンクではなく紺のスーツで、2分遅れで委員会室に入った。謝罪会見の目尻を下げた穏健メイクも、この日は目尻上げの戦闘モードに変えていた。野党議員が暴言暴行騒動への大臣見解を質問し、委員長が「どうしても聞きますか」と確かめる珍場面も。加藤勝信厚生労働大臣はどう言ったらいいかとつぶやきながら「それぞれが自分の行動に責任を持たなければ」ととまどい気味に答弁していた。

ラインで秘書にクビ通告

   今回のトラブルは、暴行容疑で埼玉県警に告発したのとは別の秘書との間で起きた。支持者のお通夜に出席予定をとりやめた時に、秘書が帰宅したことに怒った豊田議員が「さっさと帰る地元事務所なんて聞いたことがない」とメッセージ。秘書が「指示があれば待っていました」と返すと、1分後に「はい結構です。お辞めください」とラインで解雇通告がきた。さらにすぐに「退会させました」とのメッセージが陣営に流れた。

   この秘書は「グループを追い出されてびっくりしました」と話し、豊田議員の日常を「ビビット」に語った。豊田氏は「私はアイドル」が口癖で、有権者の前でアイドルを演じるためのおぜん立てするのが秘書だと考えていたそうだ。「追いつめられて、地獄でした」と話した。

   和田明日香(食育インストラクター)「メイクで何が変わるのか。怖いイメージしかありません」

   堀尾正明アナ「豊田議員は前回の総選挙で9万票をとって圧勝した。今回は自民党が他に候補者を立てるといっています」

   後援会長も自民党候補を応援するという。豊田氏は無所属で再選をめざすのだろうが、もともとこんな人物を政界に送りだした党や支持者の責任も問われなければおかしい。埼玉4区は世にも珍奇な選挙になりそうだ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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