コアラが「恐怖のドライブ」16キロ タイヤ裏側の車軸にしがみつく

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   オーストラリアのアデレードで16日(2017年9月)、「恐怖のドライブ」を体験したコアラが保護されたそうだ。このコアラが見つかった場所は、なんとクルマのタイヤの裏側だという。

   クルマを運転中の男性が何かの鳴き声に気づき、停車。タイヤ付近を調べると、タイヤの裏側に野生のコアラを発見したそうだ。

   コアラは男性の自宅で入り込み、タイヤの奥の車軸にしがみついたまま、アデレード市街まで16キロもドライブしてきたと見られる。途中、急カーブや坂道もあり、必死でしがみついていたようだそうだ。

   「よくしがみついてたねえ」(小倉智昭キャスター)

ケガなく自然に帰る

   駆けつけた救助隊によって救出されたコアラは、体が油で汚れていたものの、大きなケガなどはなく、体を洗われたのち、自然に帰されたという。

   「(オーストラリアは)コアラが多いなかでも、こういうことはすごくめずらしいことだそうです」(山中章子アナウンサー)

   救助隊によると、コアラには狭い所に入り込むような習性はないそうで、なぜタイヤの奥に入り込んだのかと不思議がっているそうだ。

似顔絵 池田マコト

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