けさ15日(2017年9月)朝に北朝鮮が発射したミサイルは、前回8月29日のやり直しだという見方が出てきた。北海道上空800キロを通過し、襟裳岬の2200キロ沖の海上に着水し、前回より大幅に性能が上がっている。ゲストの海上自衛隊元海将で、金沢工業大学虎ノ門大学院の伊藤俊幸教授はこう分析した。
「ミサイルは前回と同じ火星12号だと思います。前回は飛距離が足りなく、おそらく失敗だったのでしょう。今回、改めて同じ軌道で発射して成功を確認したのだと見てます」
夏休み中の国分太一に代わって番組進行を務める堀尾正明キャスター「8月29日は失敗だったの」
伊藤教授は1段目のロケットを切り離す時に失敗があったから、想定飛距離が出なかったんです」
金慶珠(東海大学教養学部教授)「今回の飛距離はグアムを射程にとらえたというメッセージなんでしょうね」
台風18号来てるし、国連総会控えてるし・・・今朝しかなかった
司会の真矢みき「どうしていつも朝に発射するの?」
伊藤教授「バレないように夜中にミサイルを移動させるので、発射は朝になるんです」
TBS外信部長の津川卓史「台風18号の襲来や来週に国連総会などを控えて、けさの発射に至ったのではないでしょうか」
金慶珠はここで長広舌。「トランプ大統領は軍事オプションもあると言っていますが、それは極めて難しいと思います。北朝鮮も軍事オプションを持ってはいますが、グアムにミサイルを撃ち込むことはできないでしょう。結局、米朝対話を模索するしかない。日本はJアラートを鳴らすなど、国民の安全のために対策しているというが、あまりにも官僚的です。日本も当事者であるのだから、Jアラートが鳴って驚くのではなく、避難訓練などをするべきですよ」
「Jアラート防空大演習を嗤う」だと思うけどね。